都議会第3回定例会が9日に閉会。
最終日は議案の討論・採決が行われ、会派を代表して登壇しました。

討論では、竹井議員の代表質問や関口議員、おけや議員及び細貝議員の一般質問で取り上げられた「賃金引上げへの取組み」、「住宅費高騰対策」、「火葬料金引下げへの取組み」、「女性活躍への取組み」、「ケアラー負担の軽減」、「平和施策の推進」、「児童虐待への対応力向上」などへの一層の注力を求めるとともに、都営住宅事業会計における消費税納付漏れ問題、大川原化工機冤罪事件を受けた再発防止の徹底を求めました。
また、最近の排外主義的な動きについて、知事が「人権尊重条例を定め、ヘイトスピーチ解消に向けて取り組んでいる、東京都多文化共生推進指針に基づいて真の共生社会の実現を目指している」と答弁したことを受け、引き続き排他主義と対峙し、人権尊重と多文化共生の取組を進めていくことを求めました。
討論の原稿は会派で議論しながら作成しますが、最後に述べた以下の部分は、会派の姿勢を明確にするため、私の方で追加させていただきました。
「私たちは、これまでに述べた点を含む都政の諸課題につき、引き続き小池都知事をはじめ執行機関の皆さんと真摯な議論を交わし、改革を進め、都民のための都政を実現していきたいと考えています。それは全て、物価高や住宅問題に直面する都民の暮らしを守り、都政への信頼を回復するためです。
私たち都議会立憲民主党・ミライ会議・生活者ネットワーク・無所属の会は、人権を尊重し、多様性を認め合い、誰もがその人らしく生きられる東京の実現に向け、全力で働くことを都民の皆様にお約束し、討論を終わります。」
次の定例会は11月末から12月中旬までの予定です。
それまでは決算特別委員会での令和6年度決算審査、また常任委員会での所管事務事業の質疑に取り組む予定です。