【そうだったのか!TPPカフェin小金井】
 10月2日(日)の午後2時から、小金井市の上の原会館集会室で、標記の集会があり、私も招かれて投資章(特にISDS条項)を切り口に、TPP協定の特徴についてお話しさせていただきました。また、食の安全に関心のある多くの市民の方々が集まり、活発なグループセッションも行われました。
 TPPは、医療、食の安全、食料供給、環境問題など、私たちの生活に密接に関連する分野に大きな影響を及ぼします。日本では11月にも強行採決によって批准されるとも言われていますが、皆さんがもう一度、TPPの内容をよく理解して、これで良いのか議論することが必要です。

 【平成28年第3回定例会・決算特別委員会】
 平成28年第3回定例会において、決算特別委員会が開かれ、平成27年度決算の審査が行われました。私も、民進党・無所属クラブの久保広介議員、小野裕次郎議員と一緒に、委員として審査に加わりました。
 新宿区の平成27年度決算は、実質単年度収支の3年連続での黒字を達成しましたが、まだまだ社会経済情勢は不安定であり、私たちは、将来を見据えた財政運営を求めました。
 また、質疑を通じ、子育て環境の充実、特別な支援を必要とする児童・生徒への支援、高齢者・障害者支援、高度防災都市化や地域振興等の取り組みを確認した上で、@区民ニーズと費用対効果とを調和した公共施設等総合管理計画の策定、A待機児童問題の完全な解消に向けた保育士確保等の取り組み、B小学校での英語教育の教科化への準備、C建築物耐震化支援事業や防火シェルター・ベッド及び家具転倒防止器具の設置推進・勧奨等の「命を守る施策」の積極的な推進、D一人親家庭へのより細やかな支援など、更なる区民生活向上の取り組みを求めました。
 さらに、法人住民税の一部国税化や社会保障・税番号制度の実施に伴う費用に対する国庫支出金等の問題などに関し、断固とした態度で国との交渉を進め、適正な地方自治のあり方を示すことを求めました。
 その上で、民進党・無所属クラブとして、平成27年度の決算が、予算編成方針に従った適切なものであることを認め、決算認定に賛成しました。
 最後に、来年度予算につき、第三次実行計画及び基本構想・総合計画の総仕上げとともに、特別委員会で私たちが行った指摘・要望を踏まえた予算編成を提案しました。

 【平成28年第3回定例会・一般質問】
 9月15日から10月13日まで、平成28年第3回定例会が開催されています。私は、「ヘイトスピーチ解消法の施行を踏まえた新宿区におけるヘイトスピーチ対策について」と題し、5分間の一般質問を行いました。質問と答弁の要旨は以下の通りです。

【質問】
 いわゆるヘイトスピーチ解消法が成立し、地域の実情に対応した施策を講じるよう求められています。区の公園等が不要な差別的言動等に利用されることを回避しつつ、憲法上の集会や表現の自由の不当な制約とならないよう、条例の整備が必要ですが、施設利用許否の判断基準等を規定する予定はありますか。
【答弁】
 条例中に基準等を規定する考えはありませんが、国等から運用指針が示された場合、要綱等の制定も検討していきます。

【コメント】
 ヘイトスピーチ解消法を踏まえ、地方公共団体の中には、その管理する施設をヘイトスピーチに利用されないように、利用申請を拒絶する事例も現れました。しかし、地方自治法は、自治体が管理する施設の利用申請に対しては、正当な理由なくこれを拒絶したり、差別的取扱いをしてはならないと規定しています。
 ヘイトスピーチ目的の利用申請であっても、拒絶するためには条例上の根拠が必要であり、それがないのに拒絶した場合、違法な処分とされる可能性もあります(区の答弁にあるような「要綱」は法的な根拠にはなりません。)。
 新宿区の区立公園条例では、現時点でそのような根拠となりうる規定が存在しないため、ヘイトスピーチ解消法に対応するためにも、条例上の手当をした方が良いという趣旨での質問を行いましたが、答弁は、手当を行う考えはないというものでした。
 今後、明らかにヘイトスピーチ目的での公園利用申請がなされた場合、区の職員が対応に苦慮することが予想されます。引き続き、表現の自由とヘイトスピーチ解消法の目的とを調和できるような規定の創設を求めていきたいと考えています。

 広島平和祈念式典への参加
 71年前、人類史上最初の原子爆弾が広島市に投下されて多くの命を奪い、今なお多くの人々が後遺症に苦しんでいます。8月6日、広島市中区の平和記念公園において、原子爆弾による犠牲者の慰霊と世界恒久平和の実現を祈念する平和記念式典が開催されました。核兵器の廃絶を謳う平和都市宣言を行った新宿区の議会を代表し、雨宮武彦、吉住はるお両議員と一緒に、私も式典に参列しました。
 今年はオバマ米大統領及びG7外相の広島訪問後初めての式典であり、広島市議会議長による式辞、広島市長による平和宣言及び内閣総理大臣の挨拶のいずれにおいても、オバマ大統領演説に言及され、核兵器のない世界の実現に向けた努力を誓う言葉が語られました。
 私は、司法修習生の頃に1年だけ広島に住んだことがあり、その間に平和記念公園及び平和祈念資料館には何度も足を運びました。戦争が引き起こす悲惨な実相をしっかりと見て、それを忘れないことが、この国の将来にとって非常に重要なことだと思います。

 【民無ク通信vol.3】
今年の夏は選挙が重なったため、会派の議会報告レポート発行が遅くなりました。8月末に新宿区内の新聞各紙に織り込まれたレポートを掲載します。第1回及び第2回定例会における会派所属議員の質問と回答の要旨をまとめています。ぜひご覧ください。

 【ヘイトスピーチ解消法及び大阪市ヘイトスピーチ対処条例の検討】
第一法規の「議員NAVI」に2016年8月10日付で標記の記事を掲載していただきました。
ヘイトスピーチ解消法及び大阪市のヘイトスピーチ対処条例が施行されたことを受け、その特徴及び問題点を検討し、各自治体におけるヘイトスピーチ対応について提言を行ったものです。
ヘイトスピーチについては、マイノリティの人権保護と表現の自由の保障との間の緊張関係を理由に、人種差別撤廃条約批准後も、それが許されないことを明確にした法令が作られませんでしたが、今年は一歩前進した感があります。しかし、マイノリティの人権擁護と地域社会の分断防止の観点からは、まだまだできることがあると思います。
記事は有料のページに掲載されています。ご連絡いただければ、記事全文のコピーをお送りします。
http://www.dh-giin.com/

 【平成28年沖縄全戦没者追悼式への参列】
 今年は「鉄の暴風」と形容される沖縄戦が終結してから71年目です。想像を絶する熾烈な地上戦によって、沖縄の貴重な自然や文化遺産の多くが破壊され、また日米両国で20万人超、うち沖縄住民9万人超の尊い命が犠牲になりました。
 6月23日、この戦争の惨禍による犠牲者の冥福と世界の恒久平和を祈念する「平成28年沖縄全戦没者追悼式」が、糸満市摩文仁の平和祈念公園において行われました。新宿区議会では、昭和61年3月15日の「新宿区平和都市宣言」の趣旨に照らし、戦争の惨禍を忘れず恒久平和を希求するため、毎年この式典に議員を派遣しています。私は、井下田、桑原両議員とともに、区議会を代表して出席しました。
 追悼式では、沖縄県議会議長の式辞、正午の時報に合わせた黙とう、沖縄県遺族連合会会長による追悼の言葉、関係者による献花、翁長雄志沖縄県知事による平和宣言、内閣総理大臣及び衆参両院議長による来賓挨拶などが行われました。
 いずれの挨拶の中でも、今年発生した元海兵隊員の米軍属による事件について言及がなされ、国土面積の0.6%の沖縄県に米軍施設の約74%が集中する現状の改善に取り組むことの重要性が語られました。新宿区議会は第2回定例会において「元海兵隊員の米軍属による事件への対応に関する意見書」を衆参両院議長及び政府に対して提出しましたが、改めて沖縄の置かれた状況を変えることが、戦後に終止符を打つために必要であると思いました。
 また、小学校6年生の仲間里咲さんが朗読した、戦争で負傷した亡き祖父との会話を回想し平和を願う人々の思いを綴った「平和ぬ世界どぅ大切」と題する平和の詩を聞き、我が国の平和を守るために活動していくことを改めて決意しました。
 追悼式の前後に、ひめゆり平和祈念資料館及び沖縄県平和祈念資料館を訪れ、沖縄戦、戦争の悲惨さ、特に戦時下における狂った合理主義が一般の市民に強いる犠牲について改めて学びました。また「東京之塔」に献花を行い、南方諸地域で戦没された東京都関係者の冥福を祈りました。

 【連続学習会「TPP寺子屋」】
2016年6月20日(月)から、長大なTPP協定文の内容に関し、全6回(各2時間)の学習会が行われます。これまでも、TPP協定文を解説する学習会は開いてきましたが、各分野の解説時間が短い、質疑の時間が取れない、という問題がありました。今度の企画は、6回に分けて、各分野についてじっくりと解説し、参加者と議論しようというものです。
日程、会場並びに各回のプログラム及び報告者は、下記リンク先に記載してあります。ぜひご参加ください。私は、7月4日(月)に、ISDSを中心とする投資章について解説します。

http://notppaction.blogspot.jp/2016/06/tpp620.html

 【TPP交渉差止・違憲訴訟−論点と裁判の状況−】
全農林が発行する「農村と都市をむすぶ」の6月号に、標記のタイトルの文章を載せて頂きました。TPP交渉・差止違憲訴訟では、原被告合わせて数百ページに及ぶ主張書面が提出されていますが、現時点での争点が分かるように、その内容を要約したものです。
次の口頭弁論期日は、東京地裁103号法廷で、7月20日(水)午後2時30分からです。関心を持たれた方は、ぜひ傍聴にお越しください。
なお、私の文章全体のコピーは、下記リンク先から閲覧可能です。ぜひご一読いただければ幸いです。
https://www.facebook.com/mikumo.takamasa/posts/1794916694072694

 【中国法制日報のインタビュー記事】
中国の法制日報という新聞社の記者からインタビューを受けた記事が掲載されています(下記リンク先)。私には中国語が分からないので、記事がインタビューを正確に再現しているのか検証していませんが、民進党結党後の日本の政治の短期的見通しについてお話しをしました。

http://www.legaldaily.com.cn/international/content/2016-04/05/content_6552375.htm?node=34042

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