【旧年中の御礼と新年のご挨拶】
2016年は、区議会議員として、また弁護士として多くの皆様と一緒に仕事をさせていただき、大変お世話になりました。高田馬場駅に法律事務所を開設してもうすぐ2年、今度の4月には地方議員になって2年が経ちます。
地域の声を行政や様々なレベルでの政治に届けることを使命とする地方議員として、また基本的人権を擁護し、社会正義を実現することを使命とする弁護士として、これからも精進を重ねてまいります。
今後とも、ご指導、ご鞭撻のほど、よろしくお願いいたします。
(写真は、所属する区議会会派の議会レポート最新号です。)

 【平成28年第4回新宿区議会定例会・代表質問】
11月29日から開催された区議会定例会において、会派を代表して質問しました。

質問項目は、
1.新宿区公共施設等総合管理計画(素案)と国の「多様なPPP/PFI手法導入を優先的に検討するための指針」との関係について
2.新宿区公共施設等総合管理計画(素案)の具体的内容について
3.児童相談所の開設に向けた取組について
4.高齢者の交通事故防止について
5.熊本地震の教訓を踏まえた防災施策について
の5つです。

このうち1.の「新宿区公共施設等総合管理計画(素案)と国の『多様なPPP/PFI手法導入を優先的に検討するための指針』との関係について」では、新宿区の自主的・主体的な公共施設等の管理方針を堅持するよう求めました。

国は、各自治体による公共施設等の整備や運営等に当たっては、今後は、自治体自身が公共施設等の管理運営等を行う従来型手法よりも、民間事業者を施設の建設や運営に関与させるPPP/PFIの導入を優先的に検討するよう求め、さらに、PPP/PFIを優先的に検討するための規程(優先的検討規程)の策定を求めています。

そして、優先的検討規程を策定してしまうと、@10億円以上の公共施設建設や、A単年度1億円以上の公共施設等の運営・維持管理については、PPP/PFIを優先検討することを強いられ、区の自主的判断が損なわれるおそれがあります。

答弁において、区は、PPP/PFIのデメリットについて、PFIでは、導入検討や手続に相当な期間を要し、また検討を行うだけでも外部コンサルタントに対して委託費用を支払わなければならない、といった問題があることを認識していることが明らかになりました。

他方で、「優先的検討規程」の策定については、国が推奨するPPP/PFI導入の拡大を図るための各種施策の活用を含め、規程策定の効果や課題などについて検討している、という曖昧な答弁でした。

国が進める施策に対して、明確に反対を表明することは難しいのだと思いますが、施設特性や区民ニーズを反映した新宿区の自主的・主体的な施設整備・運用が損なわれないよう、慎重な検討を求めてまいります。

 【11月26日区政報告会開催のご報告】
11月26日(土)に、「三雲崇正区政報告会」を無事開催することができました。当日は寒い中でしたが、おかげさまで多くの皆様にお越しいただきました。
 報告会では、川村明・公益社団法人日本仲裁人協会理事長から激励のお言葉をいただき、海江田万里・前衆議院議員、小川敏夫・参議院議員及び山田正彦・元農林水産大臣による昨今の政治情勢に関する鼎談、猪爪まさみ・前東京都議会議員による乾杯のご発声の後、私の活動報告をさせていただきました。
 昨年5月に新宿区議会議員に就任して以来、区議会の内外で区政に関する提言、行政のチェックを行うとともに、私たちの生活に影響のあるTPPなど様々な問題にも取り組んでまいりました。
 今後も一生懸命に活動してまいりますので、ご指導、ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。

 【新宿協同集会2016〜都市における、持続可能な循環地域づくり〜】
11月20日、池袋のワーカーズコープで、標記の集会に参加しました。
私も何か話をいうことで、「新宿の『いま』〜『地域社会における公共施設のあり方について』〜」という題で講演を行い、会場の皆さんとディスカッションしました。
現在、新宿区は公共施設等総合管理計画を策定中ですが、地方自治体が、公共施設マネジメントにPPP/PFIをとにかく導入させたい政府の意向とどのように向き合い、自主的な判断で必要な施設の維持管理ができるのかという問題意識でお話をさせていただきました。
私は、今月末から始まる新宿区議会定例会では代表質問を担当していますので、この問題について区長に尋ね、新宿区が自主性を持って区有施設に関する方針を定めることができるよう、議論をする予定です。

 【TPPが地域を蝕む−地域経済・地方自治体への影響】
11月17日、標記の学習会を開催し、京都大学の岡田教授から、TPPが地域経済・地方自治に与える影響とそのありうる対応策について、多くのデータに裏付けられた、大変示唆に富んだご講演をいただきました。
各地の公契約条例や地域振興条例がTPPの規定と抵触し、変更を迫られる恐れがあると同時に、自治体としては、萎縮することなく、これらの地域経済を育成する施策を継続・発展させることで、TPP及びそれを推進する中央政府と対峙することが重要というお話でした。
岡田教授から、講演資料の公開について快諾いただきましたので、下記リンク先からダウンロードすることが可能です。

https://drive.google.com/open?id=0B7QIFW7qSIEIM1RMM2xEdWJ1UE0

また、岡田教授のご講演後、TPPのその他の問題点について議論しました。
私は、ISDS条項の問題点について、11月14日の参議院TPP特別委員会で山本太郎議員が使用したフリップ(裏にサイン入り)をつかって、お話しさせていただきました。
会場には地方議員約50名、全体で約100名の方々が集まりました。お越しいただいた皆様、ありがとうございました。

 【第4回区政報告会のお知らせ】
2016年11月26日(土)午後6時30分から、新大久保「ゆめいろCafe」にて、第4回目の区政報告会を開催します。
前回(6月)から約半年間の区議会での活動に加え、「TPP交渉・差止違憲訴訟」や「TPPテキスト分析チーム」での弁護士としての活動などについてもご報告します。
また、海江田万里・民進党第1区総支部長及び小川敏夫・参議院議員にお越しいただき、現在の政治情勢についてお話しいただくほか、山田正彦・元農水大臣にTPPに関してお話しいただく予定です。
師走も迫るお忙しい時期ですが、皆様是非お越しください!
日時:平成28年11月26日(土曜)午後6時30分から8時30分
場所:新宿区百人町2-11-23 新大久保コミュニケーションビル2階「ゆめいろCafe」(電話:03-5348-5331)(1階がマイバスケットの建物の2階です。)
会費:一人3,500円

 【ラジオ出演(TBSラジオ「荻上チキ・Session-22」)】
11月2日(水)22時から、特集「TPP承認案が明後日にも衆議院委員会で可決へ。論戦で振り返る重要論点とは?」という番組で、TPPのISDS条項について電話インタビューされました。
TPPの国会承認が迫る中、その内容については国民の間で理解が進んでいないように思います。重要な条約なので、国民にしっかりと周知し、十分な議論を経てその採否を決めてほしいものです。
ラジオ特集では、荻上チキさんの質問も、神保哲生さんの解説も、かなり踏み込んだ内容であり、メディアとしてのラジオのしぶとさに感服しました。
なお、下記リンク先からラジオ放送の録音を聞くことができます(私のインタビューは32分50秒ごろからです。)
http://www.tbsradio.jp/88052

 【「飛び出せ‼弁護士」】
第二東京弁護士会の雑誌「二弁フロンティア」で標記のコーナーに記事を載せて頂きました。地方議員に立候補した経緯や弁護士との二足の草鞋を履く生活について書いたものです。これを読んだ若い弁護士の方々に地方議会に興味を持って頂ければと思います。

 【新宿区自転車シェアリング事業】
新宿区議会環境建設委員会で、10月から開始した自転車シェアリング事業を視察しました。
ドコモ・バイクシェアが運営し、新宿、千代田、港及び江東区をまたいで利用できます。
新宿での運用開始から約1か月間で、1日当たりの利用数は120回。区内配備台数(150台)と比較するとまだまだ稼働率に問題があります。周知が進めば向上するとの見方もありますが、最初の利用登録のハードルが高いように思います。
使いやすい仕組みを工夫し、エコな短距離移動手段として普及して欲しいものです。

 【TPPが地域を蝕む−地域経済・地方自治体への影響】
11月17日(木)午後1時から、水道橋の全水道会館で、標記の学習会を開催します。京都大学の岡田知弘教授に、TPPによる地域経済・自治体への影響について講演していただき、その後TPPがもたらす様々な問題について、「TPPテキスト分析チーム」のメンバーと参加者の皆さんとでディスカッションを行う予定です。平日の昼でお忙しいことと思いますが、ぜひ多くの方のご参加をお待ちしています。
詳細は下記リンク先をご覧ください。
https://www.facebook.com/mikumo.takamasa/posts/1861926644038365

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