これまで所属していた民進党から12月11日付で離党し、14日に立憲民主党に入党しました。
民進党が、9月28日の両院議員総会で、希望の党との合流を決めた際、民進党所属の地方議員は衆議院選挙後に希望の党に合流することとされましたが、私は、9月末の時点で希望の党に参加しないことを決めました。 その後、10月3日に立憲民主党が結党され、東京1区でも民進党を離党して立憲民主党から立候補した海江田万里・前衆議院議員(当時)が小選挙区で当選しました。 私は、選挙期間中、新宿区議会の民進党系会派所属議員とともに、海江田氏及び立憲民主党への投票を呼びかける選挙運動を行いましたが、地方議員に対する民進党の立場は、<原則として希望の党の候補者を応援すべきであるが、無所属や立憲民主党の候補者の応援も容認する>というものでした。東京1区に当てはめれば、希望の党の候補者とこれまで民進党の予定候補者として活動してきた海江田氏のいずれが当選しようと構わない、ということです。
国政選挙に候補者を立てず、自らの将来を他党に委ねる決定を行い、また同一の選挙区で希望の党の候補者と立憲民主党や民進党系無所属の候補者が争っている状況でも明確な方針を示せなかったことは、民進党の国政政党・組織としての能力が失われたことを意味します。 その民進党が、衆議院議員選挙後、希望の党への合流方針を撤回して新代表の下での再建を図り始めたことは、希望の党の現状を考えれば無理もないことです。しかし、一度国民に対して自分達は選択肢を示さないと表明し、事実上の解党を宣言した事実を踏まえれば、「覆水盆に返らず」と評さざるをえません。これは政策云々以前の問題であり、多くの国民が同様に見ていると思います。
私は、9月末時点では、衆議院議員選挙後は無所属となるつもりでいましたが、暫くの間、一度事実上の解党を宣言した民進党がどのような方向を示すのか見守っていました。そのような中、立憲民主党が地方組織を立ち上げることとしたため、新宿区議会の民進党所属議員とともに、今後も地域に根ざした仲間として一緒に行動し、また選挙で応援した海江田万里・衆議院議員や立憲民主党を通じて地域の声を国政に反映させたいと考え、民進党を離れ、立憲民主党に参加することを決心しました。
民進党が目指した社会像や政策は今後も国政・地方を問わず実現を目指すべきものであり、また民進党で一緒に活動させていただいた皆様に対しては感謝しかありません。 今後も初心を忘れず、幅広い皆様と活動をともにしながら、より良い社会を目指して参りたいと思います。 |
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